今回は、QB編です。

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#12 トム・ブレイディ 40歳
SB LII:76/76
2017シーズン:16ゲーム、16スタート、パス385/581、66.3%、4,577Yds、Ave.7.9Yds、レイティング102.8
※NFLシーズンMVP

#2 ブライアン・ホイヤー 32歳
SB LII:0/76
2017シーズン:5ゲーム、0スタート、パス4/6、66.7%、42Yds、Ave.7.0Yds、レイティング86.8

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シーズン開始直前にブリセットのINDへのトレード、シーズンがはじまってからのガロポロのSFへのトレード、その後のホイヤーの復帰加入と、QBクロップは激動のシーズンになりました。

一方、ブレイディはシーズンMVPを獲得。といっても、平均獲得Yds、単位ゲームYds、TD率、INT数、レイティングなどは昨シーズンの方が良く、押し出される形でのシーズンMVPというのが正直なところです。

とはいえ、シーズン序盤には不安定なOL、進まないラン、盟友WRエデルマンの不在といった問題があり、それらが解消しつつあった終盤には自身のアキレス腱のケガ、頼みの綱のTEグロンクの欠場といった問題を抱えながらのシーズンMVPですから、やはり価値があります。

そして、なにより、リーグNo.1の「勝てるQB」であることには間違いない、と思います。調子が悪いときでさえ、観ている者に勝利を期待させてくれます。

特にSB LIIでは、終始PHI優勢のゲーム展開の中で、一度は逆転したのはサスガの一言。パフォーマンス云々もありますが、勝てるQBである限りは、来シーズンもブレイディがPatsの先発QBです。

ブレイディとしても、来シーズンは少なくともエデルマン、WRクックス、WRホーガン、WRミッチェル、WRドーセット、グロンク、TEベネット、RBホワイトがいるのですから、楽しみなはずです。ケガさえ無ければ、レシーバー陣に関しては来シーズンもトップクラスですからね。

気になるのは、今後ですね。現状の契約では、2018シーズンはキャップヒットが22M、デッドキャップが14M、2019シーズンはキャップヒットが22M、デッドキャップが7Mです。キャップヒットを抑えるために早々に契約更改・延長があるかなと思っていたのですが、それもなさそうです。年22Mでも十分にお安いんですけどね。

今の契約だと、2019シーズンが終わって、ブレイディの役目も終わり、と考えるのがスッキリします。本人は45歳ぐらいまではやりたいと思っているようですが。私の妄想では、SB LIIに勝って、2018シーズンもまたSBに勝って三連覇して、2019シーズンを穏当に過ごし、その後に引退して伝説になる、というのを思い描いていたんですけれどね。さて、これからどうなることやら。

ブレイディの控えはホイヤー。2018シーズンはキャップヒットが0.9M、デッドキャップが0M、2019シーズンはキャップヒットが3M、デッドキャップが1.5Mです。2019シーズンのデッドキャップは全額保証なので、仮に2018シーズンでカットするとなると2018シーズンのキャップにヒットすることになると思います。2018シーズンはそのままバックアップを務めて、2019シーズン前にリリース(デッドキャップ発生)という流れでしょうか。

こう考えると、第3のQBの獲得が急務となります。ドラフトかFAか。

サラリーを考えればドラフトでしょうね。ただ、他のチームも活発にQBを指名するとなると、逆に他のチームが過去に指名したQBたちが余剰になってきます。

例えば、DENでいえばシーミアン、リンチ、オズワイラーなどですね。オズワイラーはないとしても、シーミアンやリンチをトレードで獲得するというのは悪い話ではないと思います。他のチームにも原石がいそうなので、ドラフトで良いQBを指名できなさそうであれば、トレードで獲得するというのもアリだと思います。

ちなみに、2014ドラフトのガロポロの指名順位は2巡62位。QBの中では、ボートルズ(JAX)、マンジール(CLE)、ブリッジウォーター(MIN)、カー(OAK)に続いて5番目。奇しくもブリセットも指名順位こそ3巡91位でしたが、QBでは5番目のピック。おそらく、Patsとしては意中のドラフト候補(しかもイマイチ名前が挙がっていない)がいると思いますので、その者が先に指名されなければ、ピックに動くと思います。あくまで推測ですけれど。

なんにせよ、未来の先発QB候補がこのオフに加入する可能性は高いと思います。もちろん、シーズンがはじまれば、全力でブレイディを応援しますけれどね。


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