アンダーアーマーと広告契約をしているトム・ブレイディが来日しました。

そのブレイディがフットボール・クリニックを開くということで、これを見に行かないわけもなく、観覧してきました。

動画や写真をとってきたのですが、どうもlivedoor blogの仕様がわからず、アップできませんでした。アップでき次第、画を追加したいと思います。

ブレイディが来日するとはいえ、スローすることはほとんどなく、ありきたりな説明ばかりで、30分ほどしたら終了するのだろうな、と思っていました。

ところが、スローはしまくるし、場面を想定してなぜそうする必要があるかを丁寧に説明するし、1時間みっちりと、ちゃんとしたクリニックをしていました。

ドロップバックをした後、フォワードステップをしてパスを投げること、ドロップバックするときの脚に動きに注意してクイックリリースを心掛けること、野球のスローイングを例に出して腕は上から下に振ること、ディフェンスにはたかれないように腕は身体の近くで振ること、クラウドノイズに負けないように大きな声を出すこと、機敏にロールしてパスを投げること、などなど。

さらには、レシーバーの動きにも触れていました。実際に自身でルートを歩きながら身振りも混ぜて、CBをひっかけるようなモーションをするようにといっていましたね。ブレイディだからこそかもしれませんが、QBはオーケストラでいうところの指揮者ですね。OLの動きさえも注文をつけることができるのではないでしょうか。

ブレイディのパスは、クイックスローは当然ですが、リリースポイントが高く、投じたボールも早かったです。どうなんでしょう、手を抜いているようには見えなかったですね。

ブレイディの説明は、動作の一つ一つに理屈があり、起こり得る場面をしています。NFLの他のQBに比べて自分は脚が遅い、だからこそムダな動きをせずに早くパスを投げられる姿勢を保たなければならない、と自虐ネタを入れつつ説明していました。

なので、プレー一つに相当集中して、頭を使っているのでしょうね。ゲームが終わってからのインタビューが素っ気ないのは、精も根も使い果たしているからなのだと、感じました。彼は本来、サービス精神に溢れているように思いますし。

あと、感じたのは、ブレイディは本当にフットボールが好きなんだろうな、と。司会の方がマイクで話しているときに、息子のジャックくんとキャッチボールをするぐらいでしたから。フットボールが好きで、勝ちたいという思いが強い方が勝つのだとすれば、やはりブレイディ、そしてHCベリチックがいるPatsが勝つのかもしれません。

ブレイディはNFLの選手の中では線が細いように思いますが、実際にみてみると上半身の筋肉の盛り上がりや脚の太さなどは、さすがNFL選手というものでした。

実際に彼をみることができたからこそ、知り得たことがあったように思います。行って良かった、と素直に思います。

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ブレイディの話が長くなりましたが、もう一つ、驚きの出来事が。

Patsは、ex-JETSのLBデビッド・ハリスと契約しました。契約内容は、2年6.75Mということです。

JETS狂さんのブログではペイカットを断り、そのおかげでJETSは6.5Mのサラリーキャップを確保できたとありましたので、上記契約内容はかなりお得なのでしょう。デビッド・ハリスは単にJETSから離れたかっただけかもしれませんが。

とはいえ、正直、ハリスの33歳という年齢を考えると、2年契約にしたのは驚きです。詳細な契約内容がわからず、2年目にカットしてもサラリーキャップにはほとんど影響がないのかもしれませんが。

あと、ハリスが素晴らしい選手であることはさておいても、現有のLB陣は万全でないことが明らかになりました。どうも、ルーキーたちの評判が聞こえてこないところをみると、ドラフト組を含めて微妙なのかもしれません。キャンプ前であり、時期尚早だと思いますが。

これでLB陣の競争が激化したと思いますので、ますますオフのキャンプが楽しみになりました。
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