DE&OTについては、それぞれ2人ずつドラフトで指名しています。

このようにドラフトで固め打ちしたということは、DE・OTについてはニーズはあるけれども今すぐには必要ない、ということでしょうか。

■ ■ ■

DEについては、DEジャバール・シェアードとDEクリス・ロングに代わる人材が必要です。

その一端を担うのがFAで加入したDEコニー・イーリーでしょう。ただ、もう一人というと、ドラフトで指名したDEデレック・リバースまたはDEデアトリッチ・ワイズのいずれかということになりそうです。

イーリーのこれまでの実績(昨年のサック数は5.0)やドラフト新人2人が未経験だということを考えれば、TEと同様にグレード・ダウンしている可能性があります。

こうなると昨年ブレイクしたDEトレ・フラワーズの負担が大きくなり、彼のケガが心配になります。

DEは、シーズン通して安定した活躍(ラッシュ)が見込めるベテランがもう1枚欲しいところです。ドラフト新人の活躍は来年に期待ですかね。

■ ■ ■

OTとしてドラフト指名されたアントニオ・ガルシアとコナー・マクダーモットは育成枠でしょうか。

世間的にも、OTについてはLTネイト・ソルダーの後継者と捉えられており、ソルダーから先発ポジションを奪ってゲームに出るまでの評価はされていないようです。

ただ、その程度の評価しかされていないのだとすれば、来年ソルダーの代わりにすんなりとつけるかというと、そうではないような気がします。

1年かけてソルダーから先発を奪うぐらいの気概が欲しいですね。そうでないと、来年1巡でLTを指名、ということにもなりかねません。

なお、ドラフトが終わった後も、ルーキーFAでマックス・リッチ、コール・クロストン、アンドリュー・ジェルクスの3名と契約しています。

OT(特にLT)については、今オフのキャンプで熾烈な競争が繰り広げられそうです。

ただ、今シーズンに限っていえば、昨シーズンの先発であるLT/RTの2名は健在ですし、ボルマーが引退した影響は少ないかもしれませんね。

OTはいいとして、問題なのはOC・OGなのでは、と思っています。

めぼしいFA加入なし、ドラフト指名なし、ルーキーFAではジェイソン・キングと契約という状況です。

現在の先発LGのジョー・チューニーのように、新たに加入したOTの中から、versatilityのある選手をOGにコンバートする可能性はあります。

問題なのはOC。現在のロスターで、生粋のOCは先発OCのデイビッド・アンドリュースだけ。OCはOL、ひいてはランO#の要だと思っているので、ちょっと層が薄過ぎるのではないか、という懸念があります。

OLについては、現状維持方向で、ダウン・グレードはしていないけれど、アップもしていないのでは、と思います。

■ ■ ■

最後に、ST。

STバーケビアス・ミンゴの代わりはどうかということになりますが、新たに加入したレックス・バークヘッドやジェームス・オシャネッシーがその任にあたりますでしょうか。

ルーキーFAのジェイコブ・ホリスターとハーベイ・ロンギー(Harvey Langi)もロスターに残れば可能性があります。

STは現状維持でしょうね。

■ ■ ■

今オフに離脱した選手のポジションを中心に、現有のPats戦力についてみてきました。

評価をまとめると、以下のとおりになります。

CB:現状維持
RB:現状維持
TE:グレード・ダウン
DE:グレード・ダウン
OT:現状維持
ST:現状維持

Patsファンとして気になるのは、2014・2016シーズンはスーパーボウルに勝てて、2015シーズンはなぜスーパーボウルに届かなかったのか、ということでしょう。

2015シーズンでは、シーズン終盤にRBブロントがケガをして、POではほとんどランが出ませんでした。急遽契約したスティーブ・ジャクソンが出場していたぐらいですからね。

RBは現状維持という評価をしましたが、欲をいえば、スピードに勝った中央を一気に走り抜けてくれるようなRBが一枚欲しいですね。
 
スポンサードリンク